新入生O君登場!とFujiiメソッド深化リメディアルセラピー

新入生O君登場!!!

昨日のCLAセラピスト留学生勉強会では、新入生のO君と卒業式を終えたAさん,そして9月にDiploma of Remedial Massageを終えるRさんが集まり勉強をしました。


Certificate 4 Massage Practice(8月からはDiplomaに吸収される)の新入生と、Diploma of Remedial Massage後期の学生、そして卒業生では、全てにおいて実力の差は歴然。中学校1年生と高校3年生くらいの差があります。

また、一度留学したことがある方はご存知ですが、卒業生とDiploma組と新入生が混ざって勉強する機会など無に等しいです。


どんな事でも、技術・志のレベルの高い人たちに囲まれて成長すると、その人たちのレベルが土台となり後輩はさらにレベルを上げていきます。また学生同士の情報網も広がります。

この相乗効果と情報網こそChoose LOHAS Australiaの狙いでもあります。

セラピストは常に井の中の蛙ですから、今後のためにも先輩たちの苦悩・葛藤・挫折・失敗・成功・悟りを生で体験出来る機会なのです。

学校で勉強する以上に・・・いえ、学校で勉強するからこそ、必要な経験ではないでしょうか。

そして先輩たちにとっても、古きを得て新しい知識を得る機会となります。

温故知新の如く、学校で学んで忘れたことや、僕から学んで忘れたことをもう一度学ぶ機会となります。2巡目であれば知識・経験・技術も1巡目とは比べ物になりませんから、気づきが多いことは間違いはない。


さて、、セラピスト経験者の方に質問です。

Swedish Massage・・いわゆる日本でいうリラクゼーションですが、どのくらい極めていますでしょうか?

僕は常に最高のリラクゼーションをしようと心がけています。

腰痛治療・・ヘルニア治療・・膝の痛みをとる・・一般的にはリラクゼーションから離れていますが、僕の心は常にリラクゼーションと共にあります。

本場のエステを何十年されている方からも、本場のプロリメディアルセラピストからも体をスムーズに撫でるだけのリラクゼーションは、肩こり、首の痛み、全身の疲れ・・・ etc・・に効果が無いと言うのを聞いたことがあります。

本当の本当にそうでしょうか??

リメディアルセラピーの手技は30種類近く存在します。それらの手技を組み合わせれば、120%トリガーポイント療法を使わなくても体をリセットすることが可能なのです。むしろトリガーポイントは必要無い!エフルラージュ・ニーディング・タポットメントで十分です。フリクションも要りません。

コリや、しこりを見つけて押す・・直接取ろうとするような下手なトリガーポイント療法はクライアントの身体と精神に絶大なダメージを食らわせる時もあります。エフルラージュ・ニーディングで体を温めてからなどのレベルの話ではありません。

さて・・今回は、学校へ通い始めて3日目の新入生のO君がいることもあり、Swedish Massageの基礎に、Fujiiメソッド深化リメディアルマッサージ式のSwedish Massageの基礎も教えました。

卒業組とDiploma後期の学生への伝授も兼ねてです。


肩が後ろに回せない・肩こり・姿勢が良くないクライアント多くありませんか?

そのような方がうつ伏せ(仰臥位)になった場合、僧帽筋・大小菱形筋、肩甲骨周りなど肩こりにまつわるトリガーポイントを押しても硬いまんま・・そして受け側は強烈な痛みを伴います。その痛みは筋肉を硬くし、揉み返しが発生。揉み返し・・これは好転反応ではありません。


この場合、トリガーポイントを行っても(まだ)効果無いと判断してもいいと思います。

さ、Fujiiメソッド深化リメディアルマッサージ式のSwedish Massageの基礎・・・

まずハンマーロックの誤解から説明

ハンマーロックとは、逮捕術やプロレスの技から付いた名前です。

大小菱形筋をマッサージする時に、腕をmedial rotation extension(内旋、伸長)します。


ハンマーロック


このハンマーロック・・・Swedish Massage・リラクゼーションで教えられること多いですよね。そしてハンマーロックのかからないクライアント多くありません??

ハンマーロックを無理やりしていてハンマーロックになっていないサロンやスクールの画像を見たことがあります。。。

もしくはハンマーロックの体勢は、クライアントが意識を持って形づくることもあると思います。リラクゼーションでクライアントの力を借りてはいけません。

背中が硬いからできないのでしょうか?

答えは全く違う場所にあります。

大胸筋が縮んでいるからハンマーロックにならないのです。



Fujiiメソッド深化リメディアルセラピーでは、エフルラージュ・ニーディングに入る前にそっと触れるだけの調整をします・・・みるみる上がっていた肩が下がる。伸びる!!クライアントは基本、気づきません。

何か・・楽になるな〜〜という感じのみ。。

ただセミナーなどで見ている方々としては、信じられないという光景で見ています。当然、生徒たちも驚きます。




左が調整前、右が調整後です。



右肩は触るとプニョピュニョ。トリガーポイントが探しやすいし入りやすく痛みも強烈では無い状態です。むしろトリガーポイントを押すことも必要無くなることもあります。

こうなるとありとあらゆる筋肉が緩み始めて相乗効果がエフルラージュ・ニーディング中に出てきます。

Aさん、Rさん、O君の順番で特訓開始。3時間があっという間でした。

ちなみにO君は・・・・センス抜群です。大きな手、優しい手を持っています。

乞うご期待です!